脊髄損傷
Posted on 18/03/20
人間の体において脊髄は非常に重要という話を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。脊髄に異常をきたしてしまうとさまざまな弊害を引き起こしますし、まともな日常生活を送れなくなることもあります。脊髄は人間の体における中枢神経でもありますし、脳から発信された信号を体に送るための重要な神経でもあります。
交通事故などで脊髄が大きな衝撃を受けて損傷してしまうことを脊髄損傷と呼びますが、実際にこうした脊髄損傷によって重大な後遺障害を残した方はたくさんいます。脊髄損傷で何がもっとも恐ろしいのかというと、脊髄は一度損傷してしまうともう元に戻ることはありません。つまり、一度でも損傷してしまうと修復や再生することはないということです。
脊髄は脳から出される指令を手足に送る役割を担っていますが、その脊髄が損傷してしまうということは手や足に脳からの命令が行き渡らないということです。つまり、手や足にマヒが残ってしまうということです。先ほど脊髄は再生しないとお話しましたが、ということは手足に残った麻痺の症状などもそのままということです。交通事故の後遺障害にもいろいろありますが、その中でももっとも恐ろしいのはこの脊髄損傷です。
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